2014与那国島 春合宿1日目
2014年3月3日
今回の合宿は与那国島。日本の最西端ですね。島から天気がよければ台湾も見えるとか。この与那国島、石垣島まで行って一晩泊まって船で与那国島まで行くしかないと思っていたのです。となると行き帰りで日数がとられてしまって合宿で行くのは難しいかななんて考えていたのですが、1日で与那国島まで行けるようなので行こうとなりました。
毎回合宿というのは初日が盛り上がりのピークにひとつであると思います。特に朝。これでもかというくらい持ち物の確認をして、仲間と集合して、ようやく合宿が始まるといった感じで。
与那国島に行くまで3回飛行機を乗ります。まず関空から那覇へ、次に石垣へ、そしてようやく与那国へ。1日掛かりですね。
那覇では次に乗る便まで少し時間があったので国際通りへ行くことに。国際通りには初めて行ったというか、沖縄本島に行ったのも初めてでした。
そして、立ち寄ったのがココ。大北海道展。沖縄楽しみに来たんだか、北海道に行きたいのやら。ここでもすこし食べ物をつまみましたけど、お昼はソーキそば食べましたよ。
もう旅行から帰るのかな?というくらいにみやげ物とか買ったりして大量の荷物を持って石垣島へ向かいます。
ここは、石垣島の空港。与那国島への飛行機を待っています。写真では隠れてしまって見えませんが、皆疲れた顔をしています。朝のわくわく感は何処へ。でもこれが楽しいんだな。
来た!与那国島への飛行機だ、ってこれがとても小さい。それにプロペラの飛行機って初めて乗る。ちょうどエンジンの横に乗ったけどうるさかったかも。飛行機の中の座席はなんと言うかバスみたいだったような。
着きました与那国島。天気は良くない、個室と思いきや相部屋、次の日から同じ地域の大学生サークルが大挙して押し寄せるなど、めくるめく展開に驚きっぱなしで、1日中移動してたので疲れ顔。朝の元気な顔は何処へ。
しかしまぁ!そんなこと言ってても仕方ないので国際通りで買ったバームクーヘン食べて寝ることに!
初日はここまで
NIKONOSを水中で使う
NIKONOSってご存知?
ニコンから出てたフィルムカメラなんですけどね。ダイビングにも使用できるんです。
私はそれなりに歴史のあるダイビングの部活に入っており、いつものように部室で何か遊び道具がないか探していたんです。そこで見つけたのがNIKONOSⅢ。
部室でこのカメラを見つけたときはなんともひどい状態で、誰かが無理やりフィルム室を無理やりこじ開けた跡がある。それでもシャッターは開いてるようで早速家に(勝手に)持って帰り、カメラのキタムラでフィルムを買ってきました。
NIKONOSⅢはレンズ部分、ボディ外側、軍艦部とボディ内部といった風に分かれます。ボディ外側がハウジングのような役割をしてるんですね。ボディの両端についてる銀色の爪で軍艦部と内部をごそっと引き抜く感じです。
NIKONOSⅢは他のフィルムカメラとは違って水中で使うことも考慮されているので頑丈なボディになっています。また、フィルム巻上げとレリーズが一連の流れで出来るようになっている独特の巻上げ方式が素敵です。それに水密性があるためかシャッター音がとても小さいです。是非ともオペラハウスでのご使用にどうぞどうぞ。
このNIKONOSⅢを使って数本撮ってるうちに異常に気付きました。コマが抜けている…さすがに夏は灼熱、冬は極寒の部室に数十年も放置されていると無事ではすまなかったようですね。シャッターに粘りが出てきてるのかな?それでも思い入れのある一品です。ただ部室に返却する必要がありましたら戻しますので…。
さ、そして気付いていたらやってきたのがNKONOSⅣ。なんと節操のないものか。ヤフオクで3000円なり。安い?高い?
なんというか、Ⅲよりカメラらしい形になりましたね。Ⅲとは違ってニコン独自の開発だからかな?このカメラもとても頑丈でシャッター音小さいです。ただ、絞りに応じてシャッタースピードが決まる方式には好き嫌いが出るかも?
このカメラも数十年前のもので勿論水中では使えません。使えません?使ってみました。
この日、ISO400のフィルムしかなかったのでそれを詰めて行ったのだけどもうすっごい晴れてる日で絞っても絞っても露出オーバーになってました。でも写真見てみるとアンダー気味、太陽の光に引っ張られてしまったかな。
水深5mプールで底に放置してても未だに動作に影響はありません。まだ影響がないだけかも知れませんが。海水とはまた違うでしょうし、そのうちダイビングでも使ってみたいものですね。私にそれだけの思い切りがあればですが。
ダイビングカメラの選び方2
ダイビングカメラのオススメ。前回に引き続きカメラを紹介していきます。
前回よりは少々値の張るラインナップですがその価値は十分有ります!
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2016/04/21
- メディア: Camera
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キヤノンの1インチセンサー搭載高級コンデジ!前回の記事で紹介したカメラより大変凝った作りになっています。前回紹介したカメラのセンサーサイズは1/2.3インチ等と小さく、画素ピッチの関係から暗い場所では写真にノイズが乗りやすくなっていました。
1インチセンサ搭載デジカメは小さいながらもデジタル一眼に迫る画質(言い過ぎ?)を実現した流行りのカテゴリです。このG7X mark2はアクセサリーとして純正ハウジングが用意されており、水中カメラに使いやすくなっております(後述しますが、サードパーティからもハウジングは発売されています)。
さて、センサーサイズが大きくなると一般的に暗い場所でも綺麗に写ると申しました。そのほかにもセンサーサイズが大きくなるとボケのある写真を撮りやすくなります。センサーサイズが小さいカメラですと写真全体にピントが合ってしまい、何を写したかったのか分かりにくい写真になることが多々あります。そこで、1インチセンサー搭載のカメラですと写真の主題にピントを合わせてその他をぼかすことで何を写したかったのかパッと見でわかるようになります。
けっして、センサーサイズが小さいということが悪いことではありません。しかし、センサーサイズが大きくなるにつれて「記録」から「作品」に意味合いが移っていくのではないかなと考えます。
続いてRX100シリーズ、このカメラはG7X mark2と同様に1インチセンサーを搭載しています。G7X mark2との大きな違いはなにかというとファインダーが付いているんですね(RX100m3以降)。水中でファインダーを使うことはできませんが、陸上ではあったほうがいい場面が出てくるはずです。
実際に購入される方の中でもファインダーが必要かどうかでG7Xを買うかRX100シリーズを買うか判断される方も多いようです。
このRX100シリーズ、長年の間純正ハウジングは登場せず、1インチセンサーの水中カメラといえばキヤノンだ!と思っていましたが、RX100m5の発表と同時にハウジングの発売も決定しました。これを待っていた方は多いのでは?
1インチセンサーの水中カメラとして能うるのはおおよそこの2種ではないでしょうか。どちらも良いカメラであるので、ひいきのメーカーであるとか、レンズ倍率、ファインダーの有無、バッテリー持ち、実際に触ってみての操作性など比較するところは多いので実際に店頭で触ってみて決めるのが良いのではないでしょうか。
〜さらなる沼へ〜
水中写真にはまってしまったあなた!悪いことは言わない!今のうちに引き返すのです!
水中写真に限った話ではありませんがこういうものはこだわり始めると際限がありませんね!
いままでで紹介したカメラとハウジングのセットでは高くても10万と少しで揃えることができます。え、高い?そんなあなたには深淵を覗いてもらわなければ………
カメラは何もコンデジだけではありません。一眼レフやミラーレス一眼もあります。オリンパスOM-DシリーズやPENシリーズでは純正でハウジングが用意されています。
これらのカメラはレンズ交換式で合計でいくらとは申し辛いのですが…
PENシリーズは13万くらいから最低限のシステムを組めるのではないでしょうか。OM-Dシリーズは使えるレンズの幅が大きいので更に高くなるでしょうね。
ハウジングは純正だけでなくサードパーティからも出ていると申しました。主なメーカーを紹介しておきます。
アクアパッツア | 水中カメラ水中ハウジング、防水カメラケース | ACQUAPAZZA
などなど…。
サードパーティからは本当にさまざまなハウジングが発売されています。カメラより高いハウジングなんてのも普通です。私には手が出ません。
ダイビングのオススメカメラ
ダイビングに是非持って行きたいモノ!それはカメラ!
近年フォトダイバーの数が増えたのはダイビングに使えるカメラが安価で手に入るようになったからではないでしょうか。
ですから、「ダイビングでの作品」といった堅苦しい考えはせずに「記録」程度の気軽な気持ちで始めることができますよね。
それでは以下カメラを数点紹介
OLYMPUS コンパクトデジタルカメラ STYLUS TG-870 Tough グリーン 防水性能15m 180°可動式液晶 TG-870 GRN
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2016/02/26
- メディア: Camera
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OLYMPUS TG-870/TG-860/TG-850 用 防水プロテクター PT-057
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2015/05/22
- メディア: Camera
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この2点の組み合わせだけで水中写真に挑戦することができます!
水中って深く深く潜るほどに赤色が失われて青色の世界になっちゃうんですね。すると、写真も青色ばかりになってしまいます。クマノミなんかも真っ青に。そういった本来の色が失われて青色が強く出てしまう現象を「青かぶり」と言うんです。
そうならないように重いフラッシュを一緒に持ち込んだり、ホワイトバランスを調整する必要があるのですが、このTG-870では「水中モード」があり、オートで青かぶりを補正して本来の色に戻そうとする機能があります。これがなかなか優秀なように感じます。
なので、センサーサイズからくる暗部のノイズやレンズの暗さによる被写体ブレなどハード的な問題にぶつかるまではこのカメラで十分楽しめるのではないでしょうか。入門用として手に入りやすい値段でありながら熟練の方でも気軽にカメラを楽しみたいといった方など多くの人に愛用されているシリーズです。
OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-4 Tough ブラック 1600万画素CMOS F2.0 15m 防水 100kgf耐荷重 GPS+電子コンパス&内蔵Wi-Fi TG-4 BLK
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2015/05/22
- メディア: Camera
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OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS TG-3 & TG-4Tough用 防水プロテクター 45m PT-056
- 出版社/メーカー: オリンパス
- 発売日: 2014/06/13
- メディア: Camera
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こちらはTG-8XXシリーズの3桁シリーズより少し上位に当たるのかな、TG-1やTG-2など1桁シリーズの最新機TG-4となります。最新といっても2014ですのでそこまで直近に出た製品ではありませんが、その分価格が下がっています。
3桁シリーズとの違いはRAWで出力できたり、レンズがF2.0と明るめだったりします。あとで写真編集したいって人におすすめですね。
その他にも顕微鏡モードなどマニアックな機能てんこ盛りです。人とは違うカメラが欲しいって方に是非。
こちらのAW130はハウジングなしで30Mまで潜れてしまうカメラ!なのでハウジングいらずでそれなりに深い場所へのダイビングできます。
しかし、ダイバーにとってこの30Mという数字が大変厄介であると推測できます。ファンダイビングでは40Mくらいまでは潜るわけでして、そうなると30M防水ではすこし物足りないんですね。
このカメラを買ってダイビングに使用する際にはエントリーする前のミーティングかガイドの方に最大深度を聞いておくのが良いのではないでしょうか。
といっても、そこまで深刻な問題ではなく、ファンダイビングで30Mを超えることはそうありません。また、そのくらいの深度ではカメラのフラッシュが届かない距離となるとどうしても青かぶりの写真になってしまって、かろうじて写真が撮れるといった状況です。わざと青かぶりにして雰囲気を出すということもできますが…。
カメラをBCのポケットにしまっておきたいという方にオススメです。
2013西表島 夏合宿4日目、5日目
2013年9月5日
なんで民宿の食事はこんなに量が多いんだろうね。更に私は食べるペースが遅いので皆が食べ終わりそうなタイミングでも私はまだまだ中盤なわけで。でも、この日Oさんは釣り餌買いに行ってたか何かでいなかったので、私のサラダを進呈しておいた。こんもりとしたサラダが二山できてたはずだけど食べていただけたようでなによりです。
さ、西表ダイビング最終日、やっと外洋に出られる状態になりました。これまでの2日間は朝のうちに2本終えて宿に戻ってきていましたが、この日は少し遠くに行くので昼を跨いでのダイビング。
湾の外に出る前にマングローブの間にある細い水路を越えた先に出てくる滝へ案内してもらいました。ところで何でマングローブの葉っぱが1枚だけ黄色いか知ってる?
ゴリラ岩。
外洋は湾の中とは違って青かった。だけど台風は数日前に通過したとはいえうねりはまだまだ残ってます。うねりとスーツの締め付けで酔いそうな。
ダイビングの合間に魚を釣るOさん。モリで魚を捕ることはできないけど釣りならありってなんだかなぁって感じですね。釣りしてない部員は水中から魚の群れの向きを教える係でした。なんとも異様な風景。
またダイビングの写真無いけどこれにて西表ダイビング終了。20を超えてる部員は酒飲みモードへ。魚の煮つけを作ってもらえるとのことで魚をさばいているところ。しかし、釣った本人は煮つけを食べることが出来なかったのだ。
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2013年9月6日
あとはもう関西に帰るだけ。来たときとは打って変わって波は穏やかで船が欠航なんてことも無く無事に帰ってきました。関空に帰ってきたときにはOさんが借金して買った釣竿は折れてしまってその点では無事ではなかったけど。
これで2013年のダイビングは終わり。2014年は激しい年になりそうです。
それでは。
2013西表島 夏合宿3日目
2013年9月4日
この日もダイビング!ミノカサゴって撮りやすくてカメラ初心者にも優しい。
そこらじゅうに落ちているなまこ。油断をしていると上からなまこをが落ちてくるのだ。早速ですがこの日のダイビングの写真は以上!後はただの旅行写真!
まだ水泳部が少し残っていた時期、BCにはゴーグルを入れてありました。見えないけど。
休憩時間です。
突然始まる船の上の甲板から飛び込む遊び。
ショップから宿の帰りに寄ってもらった端の上から。下にはまっすぐ進むことが出来る蟹がたくさんいます。
同じ場所での私の写真。なんとも哀愁漂う1枚になっているのですが、時々出番のある写真です。なんで皆と来てて一人なの? なんでそんな自信ないピースなの? なんでそこ背景に選んだの?当時の自分に聞きたくなる1枚です。
この日の写真はだいたいここまでなんですけどこの西表のダイビングの1日目2日目って昼までに2本潜ってその日の活動はおしまいなんですね。お昼は宿に帰って各自自由になにか食べるみたいな。
今思えばレンタカーか何かでもっと島内散策しなよと思うわけですが、当時はそんな考えありませんでした。なのでとりあえず宿に帰ってお昼を食べたら昼寝、起きてだらだらとログをつけるといった具合で晩御飯までの時間を潰します。
この西表より後の合宿は夜寝るのが随分早いんですけどこの西表では昼寝してるおかげで夜更かししてるんですね。たいしたことしてないけど。
まぁ、ログもつけてしまって晩御飯も食べるといよいよやることがなくなります。なので歩いてそこらを探索しようという話で出て行くのですが、もう真っ暗。蓄光ビーサンが煌々としているのが確認できます。突然走ったりして部員を置いてきぼりにしたりしましたが、これも今後の合宿で何度も繰り返す定番のイベントに。
この日はこんなところで。
それでは。
2013西表島 夏合宿2日目
2013年9月3日
今更だけど西表合宿っていつ何があったかあんまり覚えてない。ピンチ。
写真見返しながらなんとなく思い出して書いていきます。時系列間違ってるところあるかも。でも間違ってても困る人イナイ。
さぁ、この日からダイビング開始です。前日に船の欠航があったように海は穏やかなように見えてもうねりは大きく外海には出られませんでした。内海だから楽しくないわけじゃないんですけどね。
上の写真を見てるだけでなんとも当時の暑さを思い出すことができそうな。西表島ってよく名前聞くから石垣島とまでは行かなくてもそれなりに町はあるんだろうなぁと思ってました。でも、実際は道が島の半周程度しかなく森、森、マングローブの世界でした。
なんだか、とんでもないところに来てしまったなぁとか考えてそうな1枚。
今回お世話になったのはホットマングローブさん。ガイドさんは岩場を少し見渡しては小さな小さな生物を見つけてきてくださいます。熟練のなせる技というかなんと言うか。しかし、小さい生物撮るのって難しいというか、この生物ももっと大きく撮ってる写真があるんですけど全部ブレブレで…。
これ私。この頃からフィンに何か塗装することを始めてました。私たちの部活はほぼ皆ミューフィンを最初に買ってそのまま使い続けるので誰が誰のだか分からなくなるんですね、困ったことに。じゃあ、しるしつけようって話ですね。ナイフで傷入れたり、ビニールテープ張ったりしてる部員もいたり。
ダイビングの合間には船の周りで遊ぶ一行。このあたりは毎回のようにそんなことしてたなぁと思いつつ、もう少し後の合宿のことを考えると相変わらず休息時間には遊んでいたので今も変わりはないです。
こちらの写真の左側には上甲板で寝る人たちが写ってます。ダイビング後の昼寝って気持ちいいですよね。学校のプールの時間よりスーッっといつの間にか寝てしまう。たとえ船のエンジンがうるさくても。
なんというか部屋の散らかりようがすごいですが毎度のことです。その日のダイビングが終わったら皆でその日のログ付け。生物に詳しくないのでその日撮った写真をデジカメやパソコンで見返しながら図鑑とにらめっこします。図鑑を見てこれっぽい、これ見た気がするで進んでいくログ付けです。
西表ダイビング初日はこんなところで。え、ダイビングの写真が少ない?そんなときもありますよね。
それでは