2018年 神子元遠征 2
8月12日
ぐっすり眠っていざ、潜ります!まずは朝食!なんですが、朝食の時間とショップの集合時間が同じなのですがどういうことですか…。とりあえず、ささっと食べてショップへ行きます。ビギナーのお前たちは海底にへばりついて付いて来い(超訳)、という感じの説明を受けて船に乗り込みます。
この日は結構時化てたらしく、エントリーのときから船が左右に揺れる揺れる。潜降してもうねりがある。しかし、大きな岩のようにつかめるものがなく、大変でした。ガイドさんが持ってた鍵爪のような指示棒は使いやすそうでした。私たちはそんなものなかったのでナイフとかで代用です。
あちらへこちらへ流されそうになりながら遠くを見るとハンマーが!といっても影はハンマーのようには見えませんけど。写真を撮ろうにも流れがあるのと片手しか使えないので上手いこと撮れないのです。
1本目は数匹ハンマーを見て浮上。少し休んで2本目を潜ります。
掴みやすい岩場があればこっちのものです。岩をがっちり掴みながらハンマーを待ってます。
ついに来ました!ハンマーリバー!写真だとちょっと遠く見るけど、実際はもっと近くにいたような気がする。透明度はあんまり良くないのかも?私たちは岩を掴んでないと吹き飛ばされそうな海流なのにハンマーたちは悠々とホバリングしていました。
いやー満足満足といった具合で浮上。機材を片付けて晩御飯に向かいます。なんでも、ご飯屋さんは閉店時間が早いそうで急がないと食べるところが無くなってしまうとのことで。
晩御飯はうなぎを食べました。有名らしいですね?美味しかったです。
12日のダイビング終わった後に気付いたんですが、RX100M5のハウジングに漏水の兆候がありました。なので13日はFDR-X3000だけ持って潜りました。Meikon社の激安のハウジングを使っていたので、いつか来るだろうとは思っていましたが、カメラへ影響がある前に見つけることが出来たのである意味ラッキーだったかもしれないです。
翌13日も2本潜ったのですが、結果はどちらも大当たり。
2本とも大量のハンマーを見た!というだけ(だけ?)なので特に追加で内容はなかったのですが、思った以上にハンマーと遭遇できたので運が良かったと思います。というより、2018年はシーズン通して当たり年だったようです。計4本潜っておさらばです。
さあ、ここから帰路へ!というわけには行かないんですね。まだ、お盆休みのあるメンバーは更に東へ向かいます。そして、南に!小笠原に行くのです!(1年ぶり4回目)
アクロバットな合宿はもう少し続きます!(日程的にはまだ半分も過ぎてない?) 記事はゆるくお待ちください!
2018年 神子元遠征 1
神子元島をご存知でしょうか。伊豆半島の南端から少し船で進んだところにある灯台しかない島です。そんな島なので、釣り人かダイバーくらいしか知る人は居らず、ましてや西日本の私たちには縁遠い場所です。今回はその神子元島へとダイビングに行ってきました、半年前に。
半年前のダイビングの日記を今更書いていくだらしなさ。しかしながら、この先もだいたいそんな感じです。
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遡ること、2018年6月。ダイビングに飢えつつあった私たちはお盆にどこかにダイビングに向かうことにしました。お盆の飛行機チケットの高さに目玉が飛び出た私たちは陸路で行ける高知の柏島や宿毛、もしくは伊豆の神子元島などについて考え始めました。両者様々な意見が出ましたが、無意識の内にダイナミックなダイビングに導かれがちな私たちは神子元島に向かうことに。
さて、行く場所が決まったのは結構なことですが私たちにとっては初めての試みの続出でした。いつも私たちは飛行機か船で目的地まで行っていっていたけれど、今回はそうは行かない。方法としてひとつは新幹線と電車を乗り継ぐ、もうひとつは自動車で伊豆の南端まで行くことになる。結局、同行する自動車持ちの仲間の車を借りて行くのが一番安価となり一路自動車で南に向かうことにしました。
旅の日程は8月10日の夜に4人で関西を出発して東へ東へ向かう。お盆の伊豆半島は大変混むと聞いたので11日の昼ごろにつけば御の字くらいの考えでした。そして11日はゆっくり休むなり観光をしてから12日13日とダイビングをする予定。
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8月10日~11日
10時くらいでしょうか、ついに南伊豆に向けて出発!ひとりはついさっき久米島から戻ってきた者!ひとりはついさっきまで飲み会に行っていた者!そして、割と暇人が2人!
とりあえず、暇人の2人が前列に座って一路東に。対向車線は渋滞していたけど上りは途中一度事故でちょっとした渋滞があったくらいで特に何事も無く、沼津を越えた辺りで運転手交代。この時点で5時前くらい、私としては伊豆半島でずーっと渋滞に合うと思っていたのですが、あまりにも時間が早くスススーっと南伊豆まで行ってしまった。道の駅の売店も開いてないし。
結局、南伊豆に着いたのが午前7時。この日、出航のボートに余裕で乗れるわって時間。宿とショップに挨拶して、当然まだチェックインの時間ではないので暇を潰さなければならない。海しかないので海水浴に行くことにしました。夜通し運転して7時から海水浴。
ひとしきり遊んで時間は昼ごろ、ペリー像やペリーロードを散策して宿の部屋も空いたとのことなので昼寝の時間。午後は寝るか散歩しかしていません。早めに就寝して明日明後日のダイビングに備えます。
次回、激闘神子元島!
伊豆神子元 小笠原父島でのダイビング2018
もう一ヶ月前のことになりますか、今年はお盆休みを利用して伊豆神子元島、小笠原諸島父島へと繰り出しました。
なんとも距離感の狂ってる行程ですが、実際ぎりぎりなところが何箇所もありました。電車に遅れる、船が出ないかも・・・といった。
そんな今年もアクロバットな合宿を自分用に書き残しておきたいと思います。そのうち。
いつも合宿のまとめとして1本の動画にまとめたり、アルバムを作ったりするのですが、今回はフィルム写真のみでアルバムを一冊作りました。というか、海の撮れ高がなかったのです。
アルバムにまとめてみるとなんともいい感じになります。同じサイズのアルバムを作り続けていくと様になるかも?
それでは合宿中の話は後日!
トラベラーズノートをログブックに
2015年限定だったトラベラーズノート ブルーエディションが2018年からレギュラー化されました。
私は2015年になんとなくブルーエディションを見逃してしまい、後で指をくわえる結果となっていました。そのため今回のレギュラー化は嬉しかったです。少し今更かもしれませんが、トラベラーズノートをログブック用に改造しました。
私はトラベラーズノートをダイビングのログブックとして活用しています。ログブックにはバイブルサイズのリフィルを使うので、そのための金具とクラフトファイルを装着します。
今回使った金具と恐らく同じ。
ログブックにはリフィルを挟むためのゴムが一本通してありますが、上の金具を2本のゴムで挟み込むように設置するため、もう一本ゴムを通します。
画用紙が余っていたのでクラフトファイル(もどき)も作ってみました。
システム手帳用の金具を差し込んでいきます。
作っておいた切り掛けにゴムが通るようにして金具を2本のゴムで挟みます。
クラフトファイルは紙が固すぎてノートを閉じようとすると変な折れ目がつきそうだったので、一度抜いて折り目を付けておきました。本家のクラフトファイルもこんな感じですよね。
ログリフィルを装着するとこんな感じ、バイブルリフィルのサイズだと上下に余り部分がありますが、ノートの余り部分がリフィルを包み込むようになるのでこれもまた良しです。
ポケットはこんな感じ、三つ折のA4用紙が入ります。
最後にもう一度全体像を。購入して1週間も経ちませんが、数年使っていくと味が出てくると思います。リフィル金具は60枚程度入るのでいっぱいになったら詰め替えるも良し、新しいノートを買うも良しです。
こちらは5年くらい使ってたトラベラーズノートログブック。いろんなところへ連れて行ったのでもうよれよれです。ブルーエディションがこうなるまでどれくらいの期間がかかるかわかりませんが、細々と使っていけたらなと思います。
RX100M6はダイビングで使えないのですか!?
RX100M6が発売になって数日経ちますが、ズーム倍率からくるレンズの伸びの関係で従来のハウジング『MPK-URX100A』では対応していないのだろうな… と考えておりました。それだけでなく、鏡筒部分の厚みもほんの少し増えたとのことで。
しかし!制約はあれども本体サイズはほとんど変わらないのだし、ハウジングに入れることはできるのでは!と考えておりました。
そんな疑問を解決してくださったshigeさんの記事はこちら↓。
私の伺いたい部分を解決してくださったこちらの記事。あと気になるのはこの状態で40mまで沈めても大丈夫なのか…というところですが、それはさすがに無理がありますよね。
上記記事より引用いたしました。
記事の中でハウジングにRX100M6を入れ、操作感を検証してくださっていますがボタンの押下に問題はなさそうですね。しかし!背面ディスプレイがM5までは左寄りだったのにM6は右寄りになってしまったせいでディスプレイの一部がケラレてしまっています。
私は陸上と水中のカメラを一つに統一したいのでM6のファインダー周りの改良とタッチパネルは陸上で写真を撮る時にとても魅力的です。水中でディスプレーがケラレたり、レンズが70mm付近までしかズームできないとしても私は使ってみたいと思います。
私の使っている純正ではないハウジングではケラレの問題は無いかも?
最後に、カメラ側で70mmまでしかズームできないようにする設定があればいいのになと思いました。
2017年 嵐の小笠原 9月5日~7日
悲しいかな小笠原でのダイビング最終日、もとい出航日です。この日も特盛りで潜っていきます。通常2本のところ早朝にもう1本足して3本潜ります!
シロワニ見てないな~見たいなーと思ってたらダイブボートの下に居ました。なんと・・・!
おがさわら丸ははじま丸揃って二見港にいます。1本目は製氷海岸の沈船である駆潜艇50号に潜ります。
この駆潜艇50号は小笠原の沈船の中でも原型がよく残っているものではないでしょうか?全ての沈船ポイントを潜ったわけではないのですけど。上の写真は広角砲でしょうか。
船首です。まるで霧の中から船がこちらに進んできているようですね。この船は横向きとかではなく水面に浮いているような向きで沈んでいるようですね。
この記事の一番上に上げた動画にもこの駆潜艇がちらと出てきますのでどうぞ見ていただきたいものです。
先日ナイトでも寄った製氷海岸の枝珊瑚です。
最近このあたりにはくらげが大量発生しているようで・・・。パラオのジェリーフィッシュレイクが大変なことになっていますので、小笠原のこちらはいかがでしょうか?
南島方面に向かいます。
2本目は満蔵穴に向かいました。洞窟を抜けた先には一面に広がる白砂が、といった感じで良い地形ポイントでした。浅めのポイントでゆっくり潜ることができる場所でした。
洞窟を抜けた先。
2本目を終えた後はイルカに遭遇。船と遊んでます。
3本目は閂ロックに向かいました。季節は秋に移ろうかという9月、秋本番にはウシバナトビエイが100枚ほど泳いでいるそうですが、今はまだ10匹にも満たない程度。秋の小笠原も気になりますね。
3本潜ったあとはショップに戻って急いで機材洗って着替えて、原付返して、最後のお土産漁りに向かったりしてばたばたしていました。
乗船の時間になりました。いよいよ帰ります。発着便のおがさわら丸でないので見送りの人はいつもより少ないような気がしましたね。
船が岸を離れていきます。
ダイビングボート等が見送りに来てくれています。いつ見ても新鮮というかいい光景ですよね。
帰りの船はログ付けしたり、ぐだぐだして下船、夜行バスに乗って7日の朝に関西に帰りました。
今回の小笠原ダイビングブログはここで終了です。台風にやられた印象が個人的に強いですがこればかりはどうしようもないですね。もう勘弁してくれって感じですね。
もちろんまた小笠原に来たいものですが他にも行きたいところ綺麗なところは沢山あるのでどうなるでしょうね?その前に忙しくてそんなことできないかも?
以上!
2017年 嵐の小笠原 9月4日
この日、目が覚めたら外は厚い厚い雲に覆われていました。今日も曇りかぁと思いながら外洋に出たらびっくり晴天になりました。写真でも分かるように陸の上だけに霧というか雲が覆ってますね。こんなこともあまり無いそうで。
1本目は長崎。ブイ下ではツバメウオさんが待ってました。
トンネルー。
エキジットしますよ~。
2本目、再びのテング根。おなじみノコギリダイ。
クマザサハナムロ。ぐわぁっと皆動く。
2本目が終わった後はイルカに遭遇。
お昼ごはんは兄島海域公園で。水が冷たいらしい。
3本目はドブ磯。台風の後でドブ磯の水面は東映みたいになってました。
この日のドブ磯は岩と岩の間には入り込まなかったけど魚はたくさんいましたよ。
4本目、ドブ磯再アタック。私と仲間だけで行きました。ロウニンアジが私たちの周りをうろうろとしてましたね。
ネムリブカも行ったり来たり、うろうろ。
4本終わって帰ることには島の上空もいい天気になってました。
ウェザーステーションに向かう道から撮った小笠原のメインストリート。おがさわら丸が停泊してるのも珍しいんじゃないでしょうか。
この日は合計4本潜りました。特に3本目4本目のドブ磯は岩の間に入り込むことはできなかったものの、ダイナミックなドリフトを味わうことができました。小笠原らしいダイビングがやっと始まった!といったところですが、私たちは明日おがさわら丸に乗ります。明日は潜らない予定でしたが台風で潜れなかった分明日も潜ります。私たちの身体は窒素がたまってシャンパンのようになっております。安全停止はしっかりと!
それでは。