RX100M5 スキューバダイビング レビュー
こんにちは。
お久しぶりです。過去ダイビング日記のモチベーションが出ず、2017年のダイビングシーズンに突入してしまいました。タイトル通り、ソニーRX100M5をダイビングに使用して参りました。
このたび、ソニーRX100M5をダイビングで使用して参りました。ハウジングはソニー純正ではなく中華はハウジングのMeikonです。
ぱっと見た感じ、純正ハウジングより大分小さいように見えます。持った感じではXZ-2のハウジングだったPT-054くらいの大きさでしょうか。とにかくコンパクト、良いサイズ感です。
ざっと、Meikonハウジングと純正ハウジングの違いを。Meikonハウジングのメリットはコンパクト、ストロボ装着穴が最初から取り付け済み、前コントロールリングが硬い、簡易的なリークセンサー付きといったところでしょうか。デメリットは内蔵ストロボは壊滅的、ストロボTTLは調整が必要、中華ハウジングに対する不安?といったところで。
純正ハウジングのメリットはRX100シリーズにグリップをつけたままハウジングに収められる。ぐらいしか思いつきませんが、純正の安心感は大きいですよね。ただ、あの大きさはいただけない。
また、今回のダイビングではこんなものをつけてみました。67mmのネジが切ってあるレッドフィルターとフリップマウントです。最近ではGoProにレッドフィルターを装着しているダイバーも多いですが、67mmのカメラ用は日本では見たことがありません。海外では流行っているのでしょうか?
この日のダイビングは白浜。コンディションは雨が降ったり止んだり。そのため、光量は少なかったです。
おぼろげな沈船。上の写真はレッドフィルター装着前です。
レッドフィルター装着後
レッドフィルター装着前
あまり良い比較写真が無かったのですが、やはり深度で失われた赤色成分を補うことにより青かぶりが少々軽くなっていることが分かります。しかし、ストロボのように光を当てることで青かぶりを除くわけではないので好みの分かれる色味では無いかなと思います。
こちらは、レッドフィルター + 大光量ライト。赤みが勝っていますね。
レッドフィルター + ストロボ。もちろんこうなっちゃいます。
このような写真はレッドフィルターならではだと思います。地形を暗く写しつつ、海草の色を出したいときには良いのではないでしょうか。そんな機会があるのか分かりませんが。
ここからはRX100M5について
良いところ:
AFが速い。以前はオリンパスミラーレスを持って潜っていましたが体感的にはこちらの方が速い。しかし、ちりの多い海ではそちらにフォーカスを奪われるときもあります。
連写が速い。追従AFでも十分な速度なので、イルカ撮りとかに役立つかも?
水中ホワイトバランスはそれなりにいい感じ。
ボケる。センサーサイズの大きさですね。
だめなところ、というわけではないけど:
海のちりにAFを奪われることがあるので、動画機にしたいヒトはAFはマニュアルをおすすめします。センサーサイズが大きいため、ピンボケが目立ちます。
この日は曇り、雨で十分な光量が無く、水温も低いため私の手はガクガク。シャッタースピードを上げるためにISOを3200くらいまで上げていたので少々ザラザラな画質。また、絞りも開放のため、被写体深度が浅い浅い。上の写真はうつぼの目にピントが合っているものの鼻先はもうボケボケに、センサーサイズが大きいのがいつも良い訳ではないですね。
それではこのあたりで。