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ダイビング、旅行、それからカメラ

ダイビングカメラの選び方2

 ダイビングカメラのオススメ。前回に引き続きカメラを紹介していきます。

 前回よりは少々値の張るラインナップですがその価値は十分有ります!

 

 

 

  キヤノン1インチセンサー搭載高級コンデジ!前回の記事で紹介したカメラより大変凝った作りになっています。前回紹介したカメラのセンサーサイズは1/2.3インチ等と小さく、画素ピッチの関係から暗い場所では写真にノイズが乗りやすくなっていました。

 1インチセンサ搭載デジカメは小さいながらもデジタル一眼に迫る画質(言い過ぎ?)を実現した流行りのカテゴリです。このG7X mark2はアクセサリーとして純正ハウジングが用意されており、水中カメラに使いやすくなっております(後述しますが、サードパーティからもハウジングは発売されています)。

 さて、センサーサイズが大きくなると一般的に暗い場所でも綺麗に写ると申しました。そのほかにもセンサーサイズが大きくなるとボケのある写真を撮りやすくなります。センサーサイズが小さいカメラですと写真全体にピントが合ってしまい、何を写したかったのか分かりにくい写真になることが多々あります。そこで、1インチセンサー搭載のカメラですと写真の主題にピントを合わせてその他をぼかすことで何を写したかったのかパッと見でわかるようになります。

 けっして、センサーサイズが小さいということが悪いことではありません。しかし、センサーサイズが大きくなるにつれて「記録」から「作品」に意味合いが移っていくのではないかなと考えます。

 

 

 

 

 

  続いてRX100シリーズ、このカメラはG7X mark2と同様に1インチセンサーを搭載しています。G7X mark2との大きな違いはなにかというとファインダーが付いているんですね(RX100m3以降)。水中でファインダーを使うことはできませんが、陸上ではあったほうがいい場面が出てくるはずです。

 実際に購入される方の中でもファインダーが必要かどうかでG7Xを買うかRX100シリーズを買うか判断される方も多いようです。

 このRX100シリーズ、長年の間純正ハウジングは登場せず、1インチセンサーの水中カメラといえばキヤノンだ!と思っていましたが、RX100m5の発表と同時にハウジングの発売も決定しました。これを待っていた方は多いのでは?

 

 1インチセンサーの水中カメラとして能うるのはおおよそこの2種ではないでしょうか。どちらも良いカメラであるので、ひいきのメーカーであるとか、レンズ倍率、ファインダーの有無、バッテリー持ち、実際に触ってみての操作性など比較するところは多いので実際に店頭で触ってみて決めるのが良いのではないでしょうか。

 

 

〜さらなる沼へ〜

 

 水中写真にはまってしまったあなた!悪いことは言わない!今のうちに引き返すのです!

 

 水中写真に限った話ではありませんがこういうものはこだわり始めると際限がありませんね!

 

 いままでで紹介したカメラとハウジングのセットでは高くても10万と少しで揃えることができます。え、高い?そんなあなたには深淵を覗いてもらわなければ………

 

 カメラは何もコンデジだけではありません。一眼レフやミラーレス一眼もあります。オリンパスOM-DシリーズやPENシリーズでは純正でハウジングが用意されています。

これらのカメラはレンズ交換式で合計でいくらとは申し辛いのですが…

 PENシリーズは13万くらいから最低限のシステムを組めるのではないでしょうか。OM-Dシリーズは使えるレンズの幅が大きいので更に高くなるでしょうね。

 

 ハウジングは純正だけでなくサードパーティからも出ていると申しました。主なメーカーを紹介しておきます。

 

www.fisheye-jp.com

www.seaandsea.co.jp

www.seatool.net

zillion.tokyo

アクアパッツア | 水中カメラ水中ハウジング、防水カメラケース | ACQUAPAZZA

などなど…。

 サードパーティからは本当にさまざまなハウジングが発売されています。カメラより高いハウジングなんてのも普通です。私には手が出ません。