2014小笠原遠征 4日目
2014年3月11日
今日はダイビングしません!
アクティビティの日です。
この日は朝ごはん食べて船に乗って…といういつもの流れではないので浜へ散歩へ行きました。しかし、相変わらずのよそよそしい距離で。
この日は海渡さんというところに工芸品作りに行く組と釣りに行く組で分かれていたのですが、海が荒れており釣り船は出なかったので最終的に皆で海渡さんのところへ行きました。
そこの看板猫?ぴゃたろうです。結構遊んでくれるんだけど、なかなか容赦なく噛んでくる。
その後はWW2の時、浜辺に座礁した日本の輸送船を見に行きました。濱江丸というのですが、海が満ちてしまうと水面から何かが見えている・・・?くらいのもの。
タイムスリップ その5: 「父島ペンション」と「ポートロイド」の小笠原通信様より引用させていただきました。こちらは1975年前後の画像だそうです。当時だと戦後30年放置されてこの姿、まだクレーンも残っているし船であることが確認できると思われます。
こちらは近影。船の形がしっかり残っていた1975年前後からさらに40年経っているのです。寄せては引いていく波に侵食されてしまい、今では水面に見えるのは機関部が残るぐらいになっています。
このとき、近くまで泳いでいったのですがスーツもマスクもゴーグルもダイビングボートに残したまま…。仕方ないので、水着のみで泳いで行きました。3月ともなれば寒いものの、まぁ泳いでいけるもので。
それより結構荒れてるんですよね、写真見ていただければ分かるかと。それでも船を素手で掴んじゃいけませんよ、手が切れるから。
海から戻ると浜辺に6.5mmのウェットスーツを着た人がいました。羨ましい。
次に昨日の夜、偶然見つけた飛行機の残骸の場所行きました。私一人で。辺り真っ暗の中進んで行って突然こんなもの見つけたらびっくりしますって。
機体に残る青色から米海軍だな、エアブレーキあるな、そんで覆うような主脚カバーはヘルダイバーかなと写真をパチパチ撮って帰りました。ダイビングに来た私たちにヘルダイバーとは。
お昼を食べた後はまた近所散策。錨を持つ男。
山の上にある神社から、メインストリートを1枚。
山を下ったら、近所にあった「わしっこ」さんへ。ここはいいものを売っています。買い損ねたものがあるので、また買いに行きたいものです。
明日は小笠原ダイビング最終日。
2014小笠原遠征 3日目
2014年3月10日
与那国島から関空へ戻らず、羽田に渡り小笠原までやってきた私たちですが、ようやく小笠原でダイビングを開始しました。機材はまだ与那国の海水を含んでおり、既に潮くさい訳ですが。
ツバメウオ~
の追い込み漁?
この日は1日のうちにシロワニ見て、イルカに逢って、クジラも遠目で見たりして今までのダイビング遠征が凝縮されたような1日でした。
サメなんて、ネブリブカかシュモクザメを遠目で見たことがあるだけでこんな間近で見られるなんて。
それにイルカってすごいアグレッシブ。近くで泳いでたらこっちに向かって全力で泳いできて寸前で逸れる。これは遊ばれてる。
この日は3本潜りました。品川のmicで買ったベストも役に立ってる、はず。それから東京にいたときに買っておいたバブも粉末状にしてスーツの中に投げ込みます。私が風上でバブを仕込んでいると風下で誰かが咳き込む。申し訳ない。
3本潜って宿に戻ります。この日は宿に帰ってきてからレンタカーで島内散策へ。次の日は潜らずに丸一日島を巡るつもりだったのですが気持ちは前へ前へと。
ある浜に下りようと、そばにある駐車場に車を止めて道を探したのですが分からない。茂みの中を分け入っていくのかなとガサゴソ入っていくと飛行機の残骸が!
夜によからぬところに来てしまった!私たちは大人しく宿に帰りました。次の日、私だけ再びその場所に行くのですが、その話は明日の分で。
NIKONOSⅢ襲来
ダイビングの話を書き飽きました。
のでフィルムカメラの話。
なんだか手持ち無沙汰で毎日過ごしていたときに部室でニコノスⅢを見つけたのが運のツキ。雨の中カメラのキタムラへ行ってフジのISO400のフィルムを詰め込んだ。
しかしこのニコノスⅢはレンズの距離計がずれていた様子。ピントが全然思ったところへいかない。
手前のモミジを狙ったんですけどね。ピンは後ろの方へ行ってしまってる。ピンがあってるところは綺麗に解像してそう。
これは絞って撮ったのか偶然ピントが合ってる。ケラレはフードのせい。
これは無限で撮ったつもりだけど、すごい近くにピンがきてる。でも色の発色は綺麗だと思う。
距離計がずれているだけかと思いきやそうでもない?左側の木はピンがずれているけど右の塀と石垣にはピンがきてる。距離計がずれているとかそんな次元じゃなくレンズが歪んでしまってるのか、マウントが歪んでるのか。
シャッターに粘りがあってコマ抜けもある。そうしてニコノスⅣが手元に舞い込んでくるのであった・・・
2014小笠原遠征 2日目
2014年3月9日
この日は珍しく朝早くに起きました。6時過ぎ。まだ皆は寝てるのため1人で散歩に出かけることに。甲板に出てみると結構人が居るもんで、船だからあまり寝付けない人も多いのかななんて思ったりして。でも若い人は少ない。
突然近くに居た人が海を指差して「イルカ!」なんて言うもんだから、小走りで海面を見てみると確かにイルカが。急いでカメラを構えるけど撮れなかった…。
それでも私はこの波をイルカと言い張る。
港が見えてきた。
港には宿から迎えに来てくれている人がずらーっといらっしゃいます。
今回お世話になったのは宿ふくさん。多分今まで泊まった宿の中でいちばんいい宿。
男の5人部屋。部屋に入って一時間ほど、完全に自分たちの空間にしてしまっている。
この後、戦跡ツアーに出かけました。普段丸1日の行程を無理やり半日コースをしてもらっての強行軍になりました。おかげで見たいものは見れました。
ツアーから帰ってきた後は島内散策。スーパーのからあげ美味しかったです。遠征2日目になっても潜らない。明日からようやく潜ります。
それでは
2014小笠原遠征 1日目
2014年3月8日
前日はなんだかんだ夜遅くまで起きてしまいました。いつもより眠たい目をこすりながらやってきました竹芝港。
なんでも、乗船する人が朝早くから長蛇の列を成しているとネットかどこかで見たもので6時過ぎくらいに行ったのですが、私たちは2番手…。そして、後続の人は全く来ない。
私たちと1番手のこの人はネットの情報にまんまと騙されてこんな朝早くに着たのではないか?そんなことを思いつつ。
今から小笠原に出航するというのに海人の袋に入った土産を持っている図。不思議である。
今まで長距離の移動は飛行機ばかりの私たちにとって船旅は新鮮。しかも、乗船時間は25時間と私は経験したことない長さ。目の前にある6000トンの船体にわくわくする一行。
私たちは一番安い2等船室、いわゆる雑魚寝の部屋。そこに荷物を置いて上甲板にあがります。船が出港するところを眺めて、船内を探検して…。
寝る。
私たちはもう疲れているのだ。他の乗船客はこれから旅が始まる!というときに。この広い2等船室で出航早々本気で寝に入っているのは私たちぐらいなものだ。
そもそも昨日のこの時間はまだ与那国島に居たのだ。他の乗船客に「いや~、昨日与那国島から来て、疲れちゃって☆」みたいな話をしても理解されないことだろう。
起床。
すこし物憂げな目で外を見てみる。なんというか「知らぬ間に船に乗せられた。」とか「なんでこんなことをしているんだろう。」そんな感じである。
寝て元気を取り戻した一行。人生ゲームをやります。でも、これすごいやりにくかった。お札が小さすぎて。
初めての船旅は楽しかった。大きい船故に設備も整っているし、揺れも少ない。
明日はいよいよ父島到着。
それでは。
2014与那国島 春合宿5日目
2014年3月7日
数日お世話になったショップを後にします。しっとりと水を含んだウェットスーツをダイビングバッグにしまい、ようやくここの雰囲気にも慣れてきたのに名残惜しいなぁなんて思いつつ。
小さな小さな与那国空港。来たときには既に超過重量だった私の荷物でしたが、帰るときにはさらに荷物重量が数キロ増えてました。なんとかそういう客はよくいるのかスルーしてもらえました。ありがたや。
時間が少しだけあったので空港の食堂っぽいレストランで昼食をとってました。レストランには晴れた日に台湾が見えたときの写真が飾ってあり、こんな風景見たかったなぁなんて思いつつ、飛行機が到着したので乗り込む準備を。
来たときと同じ小さな飛行機に乗って石垣島へ渡ります。
このまま関西空港へ?
我々は羽田へ行くのだ。
東京へ!
我々は与那国から小笠原諸島を目指します。地図が読めない奴の島巡り?割とそうかもしれないけど、仕方ないんです。この日程で行くしかなかったんです。
一路、羽田へ。関西に住んでるもので羽田空港とは縁が無いものと思ってました。私たちの大荷物でタクシーの運ちゃんを困惑させながらも、今日の宿泊地へと向かいます。
ホテルに到着。与那国とは違ってしっかりした作りの部屋になんともホッとした気持ちになる一行。しかし、時間はもう夜、お腹がすいたし何か探しに行くことに。また、Oさんのサンダルは腐っていたので捨てました。
夕食を求めた先で見つけてしまった、今は無きmic21品川店。私たちはいつもお世話になっているダイビングショップで取り寄せるか、ネットでアイテムを買っているので、こんな品揃えを目の当たりにした事が無かったのでした。財布の紐がゆるゆるだった私たちは、あれもこれもと買ってしまうのでした。
私はベスト買いました。衝動買いだったけど、与那国でもう寒さに打ちひしがれていたので仕方ない。あと、与那国でバブをスーツ内に入れるといいという話を聞いたので、そっちも買いました。
これまでに経験したことのない大型の合宿。
この先どうなってしまうのか。