NIKONOSⅢ襲来
ダイビングの話を書き飽きました。
のでフィルムカメラの話。
なんだか手持ち無沙汰で毎日過ごしていたときに部室でニコノスⅢを見つけたのが運のツキ。雨の中カメラのキタムラへ行ってフジのISO400のフィルムを詰め込んだ。
しかしこのニコノスⅢはレンズの距離計がずれていた様子。ピントが全然思ったところへいかない。
手前のモミジを狙ったんですけどね。ピンは後ろの方へ行ってしまってる。ピンがあってるところは綺麗に解像してそう。
これは絞って撮ったのか偶然ピントが合ってる。ケラレはフードのせい。
これは無限で撮ったつもりだけど、すごい近くにピンがきてる。でも色の発色は綺麗だと思う。
距離計がずれているだけかと思いきやそうでもない?左側の木はピンがずれているけど右の塀と石垣にはピンがきてる。距離計がずれているとかそんな次元じゃなくレンズが歪んでしまってるのか、マウントが歪んでるのか。
シャッターに粘りがあってコマ抜けもある。そうしてニコノスⅣが手元に舞い込んでくるのであった・・・
2014小笠原遠征 2日目
2014年3月9日
この日は珍しく朝早くに起きました。6時過ぎ。まだ皆は寝てるのため1人で散歩に出かけることに。甲板に出てみると結構人が居るもんで、船だからあまり寝付けない人も多いのかななんて思ったりして。でも若い人は少ない。
突然近くに居た人が海を指差して「イルカ!」なんて言うもんだから、小走りで海面を見てみると確かにイルカが。急いでカメラを構えるけど撮れなかった…。
それでも私はこの波をイルカと言い張る。
港が見えてきた。
港には宿から迎えに来てくれている人がずらーっといらっしゃいます。
今回お世話になったのは宿ふくさん。多分今まで泊まった宿の中でいちばんいい宿。
男の5人部屋。部屋に入って一時間ほど、完全に自分たちの空間にしてしまっている。
この後、戦跡ツアーに出かけました。普段丸1日の行程を無理やり半日コースをしてもらっての強行軍になりました。おかげで見たいものは見れました。
ツアーから帰ってきた後は島内散策。スーパーのからあげ美味しかったです。遠征2日目になっても潜らない。明日からようやく潜ります。
それでは
2014小笠原遠征 1日目
2014年3月8日
前日はなんだかんだ夜遅くまで起きてしまいました。いつもより眠たい目をこすりながらやってきました竹芝港。
なんでも、乗船する人が朝早くから長蛇の列を成しているとネットかどこかで見たもので6時過ぎくらいに行ったのですが、私たちは2番手…。そして、後続の人は全く来ない。
私たちと1番手のこの人はネットの情報にまんまと騙されてこんな朝早くに着たのではないか?そんなことを思いつつ。
今から小笠原に出航するというのに海人の袋に入った土産を持っている図。不思議である。
今まで長距離の移動は飛行機ばかりの私たちにとって船旅は新鮮。しかも、乗船時間は25時間と私は経験したことない長さ。目の前にある6000トンの船体にわくわくする一行。
私たちは一番安い2等船室、いわゆる雑魚寝の部屋。そこに荷物を置いて上甲板にあがります。船が出港するところを眺めて、船内を探検して…。
寝る。
私たちはもう疲れているのだ。他の乗船客はこれから旅が始まる!というときに。この広い2等船室で出航早々本気で寝に入っているのは私たちぐらいなものだ。
そもそも昨日のこの時間はまだ与那国島に居たのだ。他の乗船客に「いや~、昨日与那国島から来て、疲れちゃって☆」みたいな話をしても理解されないことだろう。
起床。
すこし物憂げな目で外を見てみる。なんというか「知らぬ間に船に乗せられた。」とか「なんでこんなことをしているんだろう。」そんな感じである。
寝て元気を取り戻した一行。人生ゲームをやります。でも、これすごいやりにくかった。お札が小さすぎて。
初めての船旅は楽しかった。大きい船故に設備も整っているし、揺れも少ない。
明日はいよいよ父島到着。
それでは。
2014与那国島 春合宿5日目
2014年3月7日
数日お世話になったショップを後にします。しっとりと水を含んだウェットスーツをダイビングバッグにしまい、ようやくここの雰囲気にも慣れてきたのに名残惜しいなぁなんて思いつつ。
小さな小さな与那国空港。来たときには既に超過重量だった私の荷物でしたが、帰るときにはさらに荷物重量が数キロ増えてました。なんとかそういう客はよくいるのかスルーしてもらえました。ありがたや。
時間が少しだけあったので空港の食堂っぽいレストランで昼食をとってました。レストランには晴れた日に台湾が見えたときの写真が飾ってあり、こんな風景見たかったなぁなんて思いつつ、飛行機が到着したので乗り込む準備を。
来たときと同じ小さな飛行機に乗って石垣島へ渡ります。
このまま関西空港へ?
我々は羽田へ行くのだ。
東京へ!
我々は与那国から小笠原諸島を目指します。地図が読めない奴の島巡り?割とそうかもしれないけど、仕方ないんです。この日程で行くしかなかったんです。
一路、羽田へ。関西に住んでるもので羽田空港とは縁が無いものと思ってました。私たちの大荷物でタクシーの運ちゃんを困惑させながらも、今日の宿泊地へと向かいます。
ホテルに到着。与那国とは違ってしっかりした作りの部屋になんともホッとした気持ちになる一行。しかし、時間はもう夜、お腹がすいたし何か探しに行くことに。また、Oさんのサンダルは腐っていたので捨てました。
夕食を求めた先で見つけてしまった、今は無きmic21品川店。私たちはいつもお世話になっているダイビングショップで取り寄せるか、ネットでアイテムを買っているので、こんな品揃えを目の当たりにした事が無かったのでした。財布の紐がゆるゆるだった私たちは、あれもこれもと買ってしまうのでした。
私はベスト買いました。衝動買いだったけど、与那国でもう寒さに打ちひしがれていたので仕方ない。あと、与那国でバブをスーツ内に入れるといいという話を聞いたので、そっちも買いました。
これまでに経験したことのない大型の合宿。
この先どうなってしまうのか。
2014与那国島 春合宿3日目
2014年3月5日
ダイビング2日目~
この日は海底遺跡に行きました。与那国といえばここって感じですよね。人工的に出来たものだとか、自然に出来たものだとかっていう話もありますがそれは置いといて、地形ポイントとしてとても面白いところでした。
回廊部分で記念撮影。このときうねりが強くて皆結構ゆらゆらしてます。
星型の台座のような部分、こんな形自然に出来るものなんでしょうかね。
次はハンマーヘッドを見に行きました。ここのポイントは辺りに岩場とかなくて、海底も見えずなんとも飛んでいるような気分になるポイントでした。
潜り始めて少ししたときからハンマーヘッドが1匹か2匹か私たちの周りをうろうろし始めました。でも全然近くに来てくれませんでした。
この日は曇ってるし、そこそこ深く潜ってるから光が足りない。よって写真がぶれる!仕方ない。
上の写真ではなんとも分かりにくい写真ですので少し手直ししてみました。
ハンマーヘッドは終始遠くにいましたので、もっと近づいてきてくれればはっきりとした写真も撮れたのにな~と。
この日は2本で終了。昼からはレンタカーで島内を巡りました。
与那国島から送った絵葉書と同じ場所を巡ったり。
その隣にあったDr.コトーの診療所?これ以上は近づけませんでした。
地元の方とお喋り。
立神岩って言うそうです。
遠くに座礁してるタンカーがあってそれを見に行ったんですけどね。この等間隔な距離感が私たちを良く表してます。
与那国の馬。
ここが日本の最西端ですよ。みたいな石碑。記念写真撮りました。
宿に帰ったら船長が捌いた魚を食べさせていただきました。このとき、レンタカーを返しに行ってた組は食べることができず・・・。
だいたいそんな1日でした。
それでは
2014与那国島 春合宿2日目
2014年3月4日
なんかもう与那国島の雰囲気に打ちのめされて一晩明けました。はい、ダイビングやります。
この合宿からカメラ勢に加わった私、といってもピントを合わせてシャッターボタンを押すことしか知らなかったのでした。このとき使っていたカメラはオリンパスXZ-2+PT-054。メーカー純正の安いハウジングが出ているため、カメラとハウジングをセットで揃えやすかったのでこの組み合わせにしました。
同期の部員がTG-810とTG-820を使っていたので、被るのもどうかなーって気持ちもあったり。しかし、いいカメラでしたXZ-2、オリンパスはもう高級コンデジ路線はやめてしまったみたいですけど、後継機待ってた人は多いんじゃないかな?
後継機が発表されないことが分かるとハウジングが高騰したのでそのタイミングで売ってしまいました。ともあれ、お世話になったカメラでした。
与那国では地形のポイントが多かったかな。お世話になった与那国ダイビングサービスさんでは1本ごとに沖に出ては帰ってくるスタイル。1日にだいたい3本潜ってたんですけど、1本目2本目3本目と微妙に空き時間があるんですね。私は寒いからウェット脱いで服に着替えてたんですけど、30分もしたらまたウェットを着て出発といった感じ。
遊ぶ部員。安全停止の時間とかだいたいこんな感じです。
もうね、寒い。安全停止の時間がつらい。横にいるSKはなんとも平気そうなのが私の寒がり具合の表現に一役買っている。
与那国では初めてナイトダイビングをしました。夜の海でも与那国の海は透明度が高く、ライトが無くてもなんとなくあたりを確認することができました。でも、それはライトをオフにしているときだけでライトを使っていると明順応してしまって照らしているあたりしか見えない。
気分は海底二万マイルのノーチラス号。
それでは。